シュッピンはなにをしている会社?事業内容と強み

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今回はカメラや高級時計を扱うECサイトを運営するシュッピンについてご紹介します

ビジネスモデルと強み

シュッピンはカメラの販売を行うMapCamera、時計の販売を行うGMTとBLLIER、万年筆などの高級文房具を扱うKINGDOM NOTE、ロードバイクを扱うCROWN GEARSの5つのECサイトを運営しています.

シュッピンはカメラ専門ECサイトMapCameraから始まり、そのノウハウを活かして他の分野に展開しました. ですから、まずはMapCameraについて解説します.

MapCameraは新品及び中古カメラとその周辺機器を専門的に扱うECサイトです.

カメラの本体やレンズというのは、都心の専門店で買うのが一般的でした.
なぜなら、単価が高く偽物も多く出回っており、機器のメンテナンスにも専門的な知識が必要なので、信用できる店で購入したいと顧客は考えているからです.

MapCameraはその需要をECサイトで満たすことができるのではないかということで立ち上げられました.

MapCameraはカメラを専門に扱うことと、専門家による査定、メンテナンスを徹底することでオンラインショップでありながら、カメラ愛好家からの一定の支持を得ることに成功しました.

他社に対する強みは、店舗を一店舗しか持っておらず、ECサイトを販売の主力としているため、利用者の拡大に伴って店舗拡大が必要ないというところにあります.

その結果、固定費を抑えることができ、高い利益率を実現しています.

カメラという商材は単価が高いことと、メンテナンスのノウハウが必要であることから、顧客から信用を得ることが重要であり、ネット上のカメラECサイトでシェア1位をとっているMapCameraは顧客からの信用を獲得できていると判断できます.

また、市場に出回る商品の数によって価格が上下するため、価格設定のノウハウも必要となります.

信用と価格設定という2点からカメラ専門ECサイトの参入障壁は高くなります.

カメラの市場規模は小さく、大手企業が参入してもそこまでうまみが無いため市場を横取りされる可能性も低いでしょう.

シュッピンはこの成功モデルを使って、高級時計、万年筆、ロードバイクに事業展開しています.

集客、マーケティングはどうしてる?

取り扱う商品がカメラであることから、特定の商品を求める顧客が集まるという特徴があり、商品そのものに広告効果があります.

カメラ以外の事業も同じような特徴を持つ、ブランド力の高い商品を扱っています.

他にはブログ、SNSの運用での集客を行っています.

財務状況

過去10年間の決算をまとめました.

売上営業利益営業利益率EPS自己資本比率ROE
201312,4623893.1244.2239.320.5
201415,6037014.4965.7941.424.9
201519,1668864.6247.0844.427.9
201622,7058323.6646.8146.522.3
201724,9961,0964.3830.9650.824.1
201830,9211,5364.9745.0049.327.9
201934,6081,4444.1741.1149.721.3
202034,6581,7545.0650.5547.522.5
202133,9601,6234.7845.1950.717.7
202243,4533,1407.23102.5837.937.2
202345,6182,4635.4081.1942.928.4
単位は百万円,割合を示す項目は%,EPSの単位は円

営業利益率

営業利益率の平均は4.72%となっています.

小売業という性質上、原価率が高くなっており、その結果この営業利益率となっています.

日本最大手のカメラ販売企業であるキタムラの営業利益率と同じくらいの水準となっているため、まあまあな水準であると考えます.

キタムラは上場していないため詳細な情報を得ることが出来ませんでしたが参考程度にはなるかと思います.

営業利益率は売上に対する営業利益の割合。高いほど経費を抑えて売上を上げていることになる。

営業利益 = 営業利益 ÷ 売上 × 100

ROE

ROEの平均は24.97%となっています.

実店舗を持たないことで必要な資本が少なくなりその結果高いROEとなっています.

ROEの高さからシュッピンの強みが見て取れます.

ROEは自己資本に対する純利益の割合。高いほど自己資本を効率よく使えていることになる。

ROE = 純利益 ÷ 自己資本 × 100

自己資本比率

自己資本比率は40%から50%くらいで推移しているため安定していると考えられます.

自己資本比率とは、総資産に対する自己資本の割合。高いほど倒産しにくい。

50%前後あれば安定していると考えられる。

自己資本 = 総資産 ÷ 自己資本 × 100

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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